最近は安価なホームページを提供するweb業者や、ブログ感覚で自分で作れるブログ型ホームページなどの登場でホームページを開設するハードルは10年前、5年前と比べ随分と低くなっています。
ところが開設の手軽さとは裏腹に、肝心のホームページを使った集客の方はというと、年々難しさを増しているのが実情です。
インターネット利用者の行動パターンにアリ!
YAHOO!やGoogleが行った調査によれば、インターネット利用者の9割近くの人が検索結果の3ページ以内までしか見ていないと報告されています。
3ページ以内ということは、YAHOO!もGoogleも1ページあたりに表示される検索結果は10件ですので、ホームページを見てもらえるのは最大で検索結果の上位30社までということになります。
組合員さんがホームページを使ってインターネット利用者を取り込むためには、最低でも
「商売に関連深いワード検索で自社のホームページを検索結果の3ページ以内に表示させること」
が絶対条件であり、この30席の椅子取りゲームに負けてしまうと顧客獲得はほぼ絶望的となってしまうのです。
これをもう少し分かりやすく説明すると・・・
例えば、瓦工事店であれば
「○○市 瓦工事」や「○○市 瓦 葺き替え」
自動車整備工場であれば
「△△市 車検」や「△△市 自動車修理」
・・・などの「地域名+商売の関連ワード」の検索で自社のホームページが検索結果の上位30位以内に表示されなければ顧客獲得はおろか、お客様の選択肢にすら入れないということです。
自社のホームページを検索結果の上位に表示させようと思っても、そこは既に大手企業や地域の有力店などの強力なライバル達にガッチリと押さえられており、ホームページを開設したばかりの組合員さんが割り込むのは至難の業・・・
確かに組合員さんの中にはそうしたツールや業者を上手く活用し集客に成功している組合員さんもおられるのでそう思われて当然です。
ですが、実はその発想こそが落とし穴への第一歩なのです。